2015年最初の活動は、あらためて「宇宙で生活すること」について考えることからはじまりました。
ふだん私たちが生活している地上と宇宙空間とでは、ひとが生活するかんきょうに大きな違いがいくつもあります。団員みんなから意見を発表してもらうと、食事もトイレも会話も・・・たくさんのことが宇宙ではいつも通りにいかないことがわかりました。
 
   今回は、宇宙と地上の違いの一つ、空気の力についての実験をしました。大気の圧力とつりあうように体の内側から力がはたらいていることや、うすい空気では音の聞こえ方が変わることを勉強しました。
 
音の伝わり方を勉強したところで、スマートホンの音楽をより聞きやすくするスピーカーを作ってみました。
紙コップを使って、空気のしんどうが耳に届きやすくするようにしてみたんだね。
ちょうどよい大きさの穴あけが大変だったけど、大丈夫だったかな?
電気は使っていないのに、ずいぶん聞こえ方が変わりましたね!
 
   
つづいて、鉄の粉を使ったカイロ作りにチャレンジしました。
バーミキュライト、食塩水、鉄粉を混ぜてビニール袋で封をします。
コップの中で材料を混ぜている間やビニール袋の封を開けて空気と触れさせるとあたたかくなります。
これは、カイロの材料が空気中の酸素と反応して熱を出しているためです。みんなもよく使う使い捨てカイロも同じように化学反応が起きているんだね。
 今回の活動はいかがでしたか?

無重力の中でろうそくに火をつけるとどんな形だったかな?
ふだんなにげなく生活しているなかで「あたりまえ」の事も、宇宙ではさいしょから考えなおさないとなりません。
今はまだ、宇宙で生活するにはいろんな不便がありそうだけど、みんなの努力で快適に安全にくらせるようになるといいね! 
 
来月は、月光天文台で開催される定期観望会に参加します!
     
  
YAC-SUBARU